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フォーフィニッシュStep by step

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペイントフレンド26号掲載の2つのフォーフィニッシュの手順をご紹介します。
@大理石調
A空をイメージしたブルーの下地。

@

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

A

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

@大理石調手順
木の板の上に大理石調のフォーフィニッシュの
簡単な作り方をご紹介します。
◆準備するもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

□海綿、
□フォーフィニッシュを施す木製の材料(板、木箱等)
□ペーパーパレット
(絵具の混色とスポンジの模様の出方の加減調整に使う。代用品も可)
A4サイズが使い易い。
□大きめの平筆
□ライナー筆、
□フィルバート筆(平筆も可6号)くらい(これがほぼ実物大です)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

□以下3色のアクリル絵具、
  ローシェンナ、ローアンバー、サンド

 

簡単です。でも、本番に入る前に試に別の厚紙などに練習としてしてみることをお勧めします。
一度練習をしますと、(と言っても5分〜10分ほど)、必ず1回目よりは上手くできます。
手首や海綿の動か仕方も感覚的な部分が有り慣れている方がやはり成功率が高いです。

 

湿っているうちにつまり水分で絵具が動くうちに手首と腕をフルに使って模様を作ります。
『これはわざとらしい・・・』と感じたら
臨機応変に、乾く前にさっとぼかしたり、消したりしていきます。

 

では、始めましょう。
1)まず下地作り。サンディングして、下地用メッディウムなどを塗り乾かしもう一度
サンディングして滑らかでフラットな面を作っておきます。

 

 

 

 

 

 

ローシェンナ(左)↑      サンド(右)↑
これはアクリル絵具のローシェンナ(左)とサンド(温度の高すぎないアイボリー系の色)。

 

(2)この2色を混ぜてベースカラーを作ります。(左下部分)

 

(3)のパッティング→

 

 

 

 

 

 

 

ベースカラー→

 

 

 

 

 

 

手前のココアの様な色=ローシェンナ+サンド=ベースカラー
まずフォーフィニッシュしたい部分に大きな平筆でこのベースカラーを丁寧に塗ります。
注)刷毛目が出ないフラットな面の方が仕上がりが綺麗です。

ローシェンナが多めの混色も作って所々ベースカラーの部分に塗っても面白いです。

乾かします

 

(3)(2)で作った色を海綿に含ませ、その海綿の端にサンド(右側の色)を付けて
ペーパーパレットの上で少しトントンと軽くパッティングして海綿に明るい色をなじませる。
このときローシェンナも同じように少し海綿に付けておいても良いう。

 

  新しく付けた、サンドとローシェンナが混ざり過ぎないこと。・・・なぜか?
  最初にい塗った下地と区別がつかなくなって模様が作れないから。

 

(4)ベースコートした下地にスポンジングする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スポンジングの仕方:スキップさせるように軽く海綿を上下させて斜めに走らせると良い。
注)スキップの高さは約1センチほどです。あまり高くスキップしすぎないように。 笑  )
スキップが難しいようなら唯斜めにスポンジングするだけでも良い。
今回は左上から右下へ斜めにスポンジングした。

 

(5)ローアンバーでライナーやフィルバート筆6号でひび割れ模様を描く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

持っている人は羽などを使って描いても良い。

 

(6)再度海綿でスポンジングする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色は、(4)の色を塗った海綿に再びローシェンナやサンドを一緒に、又は別々に付けてランダムに模様を載せる。(4)の模様と交差させるように斜めに入れる部分もつくると良い)この時先ほどのひび割れを所々わざと少し消したりすると良い。

お好みでバーントシェンナでスポンジングする部分もあってもいいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボックスの内側も大理石調。又は好きな色で塗ってください。
◆上手くなるコツ
◎その1 
失敗を恐れず日頃から作品に取り入れてみる。
練習ばかりより実際に本番の回数を多くしたほうが確実に上達します。
本番は、かなり真剣になりますので、適度の緊張感が素晴らしい完成度をもたらします。
◎その2
大理石や自然石は色々な場所で目にすることができます。みつけた時はよく観察してみましょう。感覚的にでいいです。『こんな感じ・・』が大切です。

 

※もっと本格的な道具を使って行う方法もあります。例えば壁面などの広範囲に渡って模様を付けたいときなど。
ここでは身の回り品に手軽に行える方法をご紹介致しました。いろんな模様の出方を楽しんで下さいね・・・

 

A空をイメージしたブルーの下地
(1)カサブランカが描いてある部分の下地背景に
ベースカラー=CE2069+CE2015+DA225(3:1:2)でブルーの色を塗る。

CE2069:ウエッジウッドブルー、  CE2015:パープル 、  DA225:ウルトラブルー

 

(2)−1まず右半分に少し鮮やかな濃いブルーを加える。加え方。
もう一度薄くベースカラーを下地に薄く塗って、その後筆を洗わず、その筆にウォッシュのDA225ウルトラブルーを付けて(1)でブルーのベースコートをした場所の右半分に薄くDA225を交差させるように塗る。ベースカラーとなじむよう手早くブレンドする

 

(2)−2と同じことを今度はウォッシュのCE2069:ウエッジウッドブルーで行う。
左右の境界部分は互いに色を重ねてグラデーションになるように境界がぼんやりとするように平筆を動かす。すると左は淡いブルー、右は左より少し濃いブルーの下地が出来上がる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(3)左上部分に雲のような感じを出す。左上部分にDA001のウォッシュを少量置いて、下地になじむようにDA001の周囲をはくように手早くブレンドする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルーの部分はイメージなので偶然出来る模様を楽しもう・・・くらいの気楽さで。

 

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